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福岡市城南区で初めて一人暮らしをする場合の初期費用は？

入学や就職などで初めて実家を出て独り暮らしをするという人の場合、一人暮らしを始めるための初期費用も考慮に入れておかなければなりません。
一人暮らしを始めるにあたっての初期費用としては、大きく分けて「賃貸契約のための資金」「引っ越し資金」「備品購入のための資金」の3つが挙げられます。

まず「賃貸契約のための資金」。
賃貸マンションを探すにあたって家賃ばかりに目が向きがちですが、実際には敷金や礼金、仲介手数料、火災保険料や保険会社利用料などの支払いも必要になります。
敷金や礼金、仲介手数料はそれぞれ家賃の約1ヶ月分、前家賃も請求される場合はそれも家賃の1ヶ月分となります。加えて保険会社利用料は家賃の半額～1ヶ月分、火災保険料や鍵交換費用などは約1万5000円となり、合計すると初期費用の相場は家賃の約5ヶ月分になると言われています。
福岡市城南区の場合、1K～1DKで3.5～4.5万円が相場ですから、仮に家賃4万円のマンションを借りたとすれば、初期費用は20万円ということになりますね。

次に「引っ越し手数料」ですが、これは時期や距離、荷物の量などによってかなり違いが出てきます。
参考までに福岡県で1000㎞ほどの距離を移動する場合をご紹介しますと、繁忙期なら約6万7000円～12万円、閑散期で約6万2000円～9万8000円となっています。ですがこれはあくまで平均値であって、例えば荷物が少なく単身引っ越しパックなどが利用できれば、費用は5万円程度で済むでしょう。

最後の「設備購入のための資金」ですが、これも何を買う必要があるかによって異なります。
すでにベッドやテーブル、テレビなどを持っているなら購入する必要はありませんが、今まで実家に住んでいた人ならおそらく冷蔵庫や洗濯機等の家電は購入する必要があるでしょう。
大体25万円もあれば一通り買いそろえることができますが、2～3月頃には量販店などで「新生活応援セット」などといった名前で必要な家電一式を安く販売しているので、それらを利用すれば更に出費を抑えることができるでしょう。